敵に塩を送る:上杉謙信

毘沙門天の化身と言われた、上杉謙信を代表する名言

敵に塩を送る

敵に塩を送るの意味

敵が困っている時に、その苦境を救うという意味。
武田信玄が元々の同盟国であった今川家、北条家より経済封鎖を行われ塩が入らなくなってしまった。
武田家は現在の山梨や長野に領地をもっていたので、海がないので塩がなくなり非常に困ってしまう羽目に。
そこへ長年のライバルである、上杉謙信の上杉家より塩の援助が届きます。
この時代、兵糧攻めなど当たり前の中、勝敗は合戦で決めるという上杉謙信の真っ直ぐな思いがうかがえます。

敵に塩を送るを日常で使おう

勿論、意味の通りライバルや敵に情報や援助を行う時に使うのがベストですが、なかなかそんな機会ありませんよね。
ライバルもここでは、出世争いをしている同僚やレギュラー争いをしている友人に使うのが一番使いやすいです。
使うところで使えば、カッコいいですが、間違って、「傷口に塩をぬる」ではないのでご用心ください!

敵に塩を送るの使用例

同僚「やばい!会議の資料忘れた・・・。」
自分「ほれ、資料作っといてあげたよ。」
同僚「感謝するわ!」
自分「まぁ、お互い出世争いしいてる中だからな。敵に塩を送るといったところだよ」

上杉謙信といえば

武田信玄との永遠のライバルとして有名です。
川中島の戦いではお互い一騎打ち(上杉謙信が武田信玄の陣中に攻め込んだ結果)を行なったり、合戦では負けなし(引き分けはあります)と戦では神がかった戦略・戦闘力を持っているのですが、、、

上杉謙信は女性だったという説があるのです。

大きな理由としては、こんなに優秀、有能にもかかわらず生涯独身を通し、子供は養子を取っている点(養子も姉の子供と北条の子供とバラエティに富んでます。そのせいで跡目争いが起こったわけですが・・・)。
また、越後のごぜ唄というものがって、唄の中に「うまれたまいしまんとらさまは、城山さまのおんために、赤槍たててご出陣。男もおよばぬ大力無双」とあります。
まんとらさまは上杉謙信のことで、「男もおよばぬ」というところから、女性の事を歌っていることが分かります。

もちろん、これは一説によると。という冠をつけるべき話ですが、戦国最強の武将が女性だとすると・・・、非常に面白い話ですよね。

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コメント

  1. 匿名 より:

    実際にこの言葉を使っている人を見たことがあります。
    日常生活で使いやすいのかもしれませんね。
    正々堂々勝負する謙信だからこその言葉で、わたしも好きです。

  2. 匿名 より:

    謙信公が直接塩を届けた事実は無いみたいですね。武田領への塩商人を止めなかった事と相場を通常の価格で売る事を厳命したことで生まれた言葉みたいです。「人の足元をみる」を最も嫌った方のようで、他にも捕虜売買で儲けさせないなど信用をとても大切にされた方これは間違いないと思います。武田領内でも現代まで謙信公を慕う市が続いているので凄いです。だから大好きな名言です。

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