得意絶頂の時ほど隙が出来る:徳川家康

慎重派徳川家康の鉄壁の名言

得意絶頂の時ほど隙が出来る

得意絶頂の時ほど隙が出来るの意味

日本では、平家物語や織田信長、豊臣秀吉など絶頂の時から衰退が始まっているといわれます。
驕る平家は久しからずですね。

というのも、この言葉のように、得意絶頂な時というのは足元がお留守になる事が多いからです。
組織やチームで見るとわかりやすいのですが、小規模だと端々までに目がいきとどくので隙ができにくいのですが、大きくなると末端まで目がいきとどかず、小さなほころびというものが発見できません。
それが後々の破たんにつながることもしばしばあります。

また、合戦でも大軍で攻めるとどこか心に隙ができてしまい、少数の敵に敗れる事が多いです。
徳川家康もこういった経験を目で見て体験してきたからこそ、言える言葉というものですね。

徳川幕府が長続きした秘訣とも言える名言ですね。

得意絶頂の時ほど隙が出来るを日常で使ってみよう

調子に乗っている、浮かれてる同僚・友人に使ってあげましょう。
ただし、言い放しにしても角が立つので、フォローも大切ですね。

浮かれている時というのは、周りが見えなくなっている時が多いものです。
それをうまくなだめる為にも良い活用をしましょう

得意絶頂の時ほど隙が出来るの使用例

同僚「今月は営業成績トップだぜ!来月もこの調子で俺の力見せつけてやる」
自分「得意絶頂の時ほど隙が出来るだよ。成績はお前ひとりの力かもしれないが、資料作ったりは、後輩使っただろ?ちゃんと感謝してねぎらってやらないと来月は手伝ってくれないかもしれないぞ。」
同僚「確かにそうやな。自分ひとりだけの力じゃないからな。お前もたまには良いこと言うやん」

大名は心配性が多かった?注意喚起の名言が多い理由

「上を見るな、身の程を知れ」や「急がば回れ」、「油断大敵」など名言やことわざには、注意や警告が多く存在します。

というのも、大名はひとつひとつの出来事で失敗が許されなかったからです。
家族ですら敵になる可能性がある戦国時代に、合戦の勝ち負けだけでなく、配下の処遇、土地の割り振りなど些細なことでも反乱起こしかねない、その為に慢心を注意する言葉が多いと思われます。
その為に、言い方は違うが似た意味になる言葉も多数ありますが、それも大名・武将の個性の表れでもありますね。

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