いってらっしゃいエレン:進撃の巨人
「進撃の巨人」ループ説を呼び起こす原因となった名言
進撃の巨人 第1話「進撃の巨人 第6話「少女が見た世界」より引用」より引用
「いってらっしゃいエレン」が使われた背景
「いってらっしゃいエレン」という言葉ととともに、
エレンは髪の長いミカサのような女の子に言われるおぼろげな記憶を最後にミカサに起こされます。
目を覚ましたエレンは「なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど…」と言います。
そして泣いている事をミカサに指摘されます。
このシーンと「二千年後の君へ」というタイトルが「進撃の巨人」のループ説が生まれた大きな要因になっています。
第1話タイトル「二千年後の君へ」の「君」とは?
「二千年後の君へ」というタイトルの意味はどういう意味なのでしょうか?
まず「君」とは誰のことを指すのでしょうか?
そして「二千年」という単位は何なのでしょうか?
巨人が発生しだした時期でも約100年前です。
「二千年」という単位で思いつくことは王家が誕生したのが約2000年以上前と言われています。
ではこの第1話に約2000年前に誕生した王家が現在の「進撃の巨人」の時代の誰か「君」に向けて発したメッセージがあったのでしょうか?
何だかしっくり来ません。
今回の名言である「いってらっしゃいエレン」というセリフはアニメ第1話では無くなっています。
そして原作ではなかった兵士の死体の山や巨人の映像がエレンが見た夢の様な形で出て来ます。
しかしエレンはこの時点では巨人は見たことがないはずです。
やはり「いってらっしゃいエレン」のセリフが無くなってもループ説を裏付ける色が濃いシーンになっています。
今回の名言はタイトルとともにおそらく物語の最後まで分からないであろう作者の仕掛けになっているようです。