攻撃は一点に集約しろ 無駄な事をするな:織田信長の名言
色々な事を成し遂げてきた織田信長の意外な名言
「攻撃は一点に集約しろ 無駄な事をするな」の意味
攻撃をするとき、敵の弱点を突くのは勿論どう攻撃するかというのは重要です。
いくつもの弱点を同時に攻撃する方法もあれば、一点集中するか・・・。
織田信長は、一点集中で敵を突き破る方法がいいとこの言葉からも説いています。
いくつもの発想を持ちながらも、織田信長は戦う時は一つの敵、城を攻める際も一点に集中して攻撃を行っていたようです。
信長包囲網ができた際も、浅井・朝倉を各個撃破し、強敵となる、上杉、武田には贈り物だけでなく、礼儀を持って尽くし敵に回らないように外交を進める側面がありました。
同時に攻め入られない、攻めないように根回しをしたうえで、正面の敵と全力で当たれるように図ったのです。
戦国時代、弱っていれば確実にやられる時代にこのように立ち回った織田信長、さすが天才的な戦術を持っていたといえますね。
ビジネスでも余計なことをしないで、一点に集中するべき?
現代でもこの言葉は、的を射ていると思います。
攻撃ではありませんが、物事を行う時に、「あれもこれも」とあれこれ手を出すと、いくつかは成功するかもしれませんが、完成度と言った意味では下がります。
また、確実に仕上げないといけないものでも、失敗してしまうリスクも高まります。
そうなると、一気に評判もガタ落ちとなってしまい、仕事ができない人の烙印を押されかねない・・・。
それよりも腰を据えて、一個ずつこなしていく方が賢く、仕事のできるイメージを周りにも持たれます。
でも、仕事とかって一個ずつこなしていけるの?と思うかもしれません。
そこは、物事を小さく、小さく分解してこなしていくようにすればいいのです。
織田信長も、「信長包囲網」と呼ばれる全国のほとんどの大名が敵にまわった時、どうしたか?
包囲網参加の大名すべての敵を同時に相手にするのでなく、朝廷を使って停戦したり、貢物で取り繕ったりして時間を稼ぎ、戦うべき相手にだけ全力で戦えるようにしました。
そうすることで、天下統一の道を作っていったのです。
スティーブ・ジョブズの似た名言
スティーブ・ジョブズも「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」と言っています。
これは時間は有限なので、本来するべきことに時間を費やすために、しないことを決めることの重要性を説いています。
しかし、実際には、しないことを決めたにも関わらず、ツイツイやってしまうことがありますよね。
信長とジョブズも言っているのですから、しないと決めたことはやらずに一点突破をしてみましょう!