器用というのは他人の思惑の逆をする者:織田信長の名言

人を扱う事、見抜くことに長け、様々な家臣を持った織田信長ならではの名言

器用というのは

「器用というのは他人の思惑の逆をする者」の意味

ここでいう「器用」というのは手先の器用さではありません。

判断力・応用力に優れ、専門以外の事でも無難にこなす人のことを言います。「有能」とか「スペックが高い」と言い換えても大丈夫です。

判断力がなければ、武将としてはやっていけません。

応用力がないと刻一刻と変わる戦場や時代に取り残されます。

そういう事をこなせる人は、人がどう考えているか読むこともできます。

そして、それを出し抜いて裏をかく。つまり、ここでいう「思惑の逆をする」事ができる人です。

豊臣秀吉然り、明智光秀然り、丹羽長秀然り・・・織田軍の有能な武将はやはり、自分の分野以外で結果を出す人は有名どころですね。

また、真田幸村も人の逆の事をし、結果徳川家康を追い込みました。

逆を考えるものは器用ではない。

時代を作る人結果を残す人、織田信長だけでなく、坂本龍馬や現代ではスティーブ・ジョブズなども、人の思惑とは逆な事を行った人物ですね。

こう言った人物は柔軟な発想も出来るために敵を作ることも多いですが、同時に味方を作ることも多いです。

ここで重要なのは「逆をする者」

思ったり考えたりは誰でもできます。

しかし、逆の事いわば常識外れの事をするには、非常に勇気と覚悟が必要となります。

先の敵も味方も多いというのも、古いものの固執というものの他に憧れや嫉妬もあるのでしょう。

また、逆の事をするというのは、シュミレーションをしにくいところでもあります。

何せ前例がないのですから。それでも結果を出そうとするなら、自分を信じて挑戦するしかないのですね。

現代っ子はこの「シュミレーションしないと無理」「前例がないから無理」といい尻込みしちゃう人多いですね。

でも、今後社会に出て結果を出そうとするなら、この思惑の逆の事をする人、そう!考える人じゃなくて行動を起こす人にならないといけませんよ!

そうでないと、信長さんはお怒りになりますよ。

そんな織田信長さん、この器用でない人には相当手厳しく、織田家筆頭家老であった林秀貞・佐久間信盛などを追放したりしています。現代っ子には恐ろしい事ですな。

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