もう一押しこそ慎重になれ:武田信玄
若いころにとんでもない失敗をした武田信玄の名言
もう一押しこそ慎重になれの意味
父親を追放して甲斐を手に入れた武田信玄ですが、その後信濃に侵攻していきます。
破竹の勢いで信濃豪族を破っていく中、上田原で村上義清と戦うことに。
最初は優勢だったにもかかわらず、遠征の疲れなどから大敗を喫し、この戦いで板垣信方・甘利虎泰といった重臣を失う事に。
この戦い、戦死した板垣・甘利は共に反対しており、それを信濃統一が目前であった武田信玄は、却下し無理に進めた結果がこの惨敗となりました。
あと一歩のところで、ということは世の常。
だからこそ、慎重に確実にする必要があるとこの言葉は教えてくれますね。
同じ意味では、急いては事を仕損じるというものもあります。
もう一押しこそ慎重になれを日常で使おう
慢心している人にはぜひとも使ってあげたい言葉ですね。
または急ぎ過ぎてまわりが見えてない人など、一度クールダウンさせたいときには非常に良い言葉です。
もう一押しこそ慎重になれの使用例
・学校の期末試験にて
友人「今回のテスト30分で終わったは、楽勝過ぎて見直しする気にもならなかった」
自分「もう一押しこそ慎重になれだよ、そんな時は。簡単なときほど落とし穴があるもんだって」
数日後
友人「テストの結果、解答欄ずれてたせいで赤点だったよ。マジで予想外だった・・・」
・会社で余裕かましている同僚に
同僚「今回の発注忙しかったけど、後半はサクサクいけたから、なんとかなりそうだわ」
自分「そんな時こそ、もう一押しこそ慎重になれ。発注のコードと件数再度確認しておいた方がいいよ。間違ってたら、ひどい目あうし」
武田信玄と村上義清
武田信玄に何度も戦いそして、2度も敗走させた村上義清。
しかも、今回出てきた上田原で板垣・甘利、もう一つは砥石崩れと呼ばれる武田信玄の最大の大敗では、小山田信有や横田高松などの重臣(先の板垣。甘利とならんで武田二十四将と呼ばれる人たち)が戦死してしまいます。
村上義清すごい!と思いきや、砥石城は真田幸隆(真田幸村のお爺ちゃん)にあっさりと兵を動かすこともなく落とされてしまい、村上義清はそのまま上杉謙信を頼って越後に落ち延びていきますが、これがきっかけであの川中島の戦いに発展していくことになっていくことになります。
そう考えると、村上義清は武田信玄にとってはちょっとしたボスキャラみたいな存在だったのかもしれませんね。
コメント
かわいいだけと思ってましたが、村上の話や砥石崩れなどしっかり調べられていますね。今後期待してますので、頑張ってください。
なにこのサイト!萌えと名言って斬新すぎですよ。
更新頻度が心配だけど、楽しみにしてるから頑張って!!