地球上の生物はすべてが何かしらの「命令」を受けているのだと思う…:寄生獣

第8話「種」にてパラサイト(寄生生物)田宮良子が主人公泉新一に語る名言

地球上の生物はすべてが何かしらの「命令」を受けているのだと思う
寄生獣第8話「種」より引用

地球上の生物はすべてが何かしらの「命令」を受けているのだと思う…

この言葉は高校教師をしていた田宮良子が学校を去る前に生徒である主人公泉新一を殺すために会い、その際に交わされた会話の一つです。

パラサイトである田宮良子は人を「食事」のために殺し食べます。
しかし同じパラサイトである泉新一に寄生している「ミギー」は泉新一から栄養をもらい生きています。
新一は田宮良子に、「食事は人ではなくても良いのではないか?」と問います。
その問いに対して、田宮良子が返した答えです。

「地球上の生物はすべてが何かしらの「命令」を受けているのだと思う…」

田宮良子はこのようにも言います。
「ハエは教わりもしないのに飛び方を知っている」
「クモは教わりもしないのに巣のはり方を知っている…なぜだ」

人もパラサイトもただ何かしらの命令に従って生きているということなのでしょう。
人が生き・繁栄するための「本能」と呼ぶ機能も、この「命令」に含まれるのかもしれません。

パラサイト「田宮良子」

田宮良子は主人公である泉新一の通う高校の教師として登場します。
パラサイトが人間を教える教師という職業に就いていることにミギーも驚き、実際にその知能は素晴らしいものでした。
この田宮良子は田村玲子として物語の後半、第48話まで中心人物として登場し活躍します。

この名言はパラサイトである田宮良子から見た生き物の行動原理を表す客観的な含蓄ある言葉でした。

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