油断?なんのことだ?これは「余裕」というもんだ:るろうに剣心の名言
圧倒的な強さを誇る志々雄真実。不意を突いたつもりの斎藤一に対しての名言
るろうに剣心 第百三十九幕「高笑い」より引用
「油断?なんのことだ?これは「余裕」というもんだ」が使われた背景
斎藤一は剣心と志々雄の戦いは消耗したことを差し引いても、不殺を誓った剣心では志々雄に負けると予想。
ただし、志々雄も無事では済まない。
だからこそ、勝利を確信した瞬間の「隙」をついて奇襲をかける事に決めました。
そして、額に牙突を仕掛けるものも、仕込んだ鉢がね(鉄製の額当て)で防がれてしまいます。余裕を浮かべる志々雄。
その余裕すら見抜いて、宇水の上半身を吹っ飛ばした奥の手「牙突零式」を放ちますが、志々雄のカウンターで肩を手刀でえぐられることに。
幕末の動乱を生き抜いた二人に対しても、圧倒的強さを見せる志々雄。
だからこそ、死闘の中でも「油断?なんのことだ?これは「余裕」というもんだ」という名言が言えたのでしょう。
方治が「強し!」と31回も連呼してしまうのも納得できる正に強い志々雄様です。
【極悪人】志々雄真実の魅力
色々な漫画で様々な悪役がいます。
志々雄ほど魅力的で強いキャラも多くはないでしょう。
私が志々雄に魅力を感じるのは、まず、自分の事を悪人と自覚していること。宗次郎との出会いの際には、「極悪人だぜ」と言っているほど。
ですが、単なる極悪人というわけではない。
あくまでも、明治政府から見た場合、闇討ちして火をつけられるほどの極悪人かもしれない。
しかし、自分のビジョン「弱肉強食の世界」においては、正義だと考えている。
そして、その思想は配下にも伝わっており、十本刀においても宇水や夷腕坊は別にしても、多かれ少なかれ、志々雄の思想に惹かれるところはあったのでしょう。
成人後の弥彦の話でも、志々雄の残党が出てきます。
また、駒形由美や宗次郎は心酔していましたし、“洗礼”を受けた方治は、志々雄の為に自分の爪を剥ぐほどの忠誠心を見せます。
志々雄自身も、そのような人間は、自分の傍に置き勝利を味あわせると言った、非常の中にも彼なりの優しさがありました。
そんな志々雄だからこそ、悪役にもかかわらず、過激ながら多くの人をひきつける魅力が、あるのでしょうね。
コメント
名言は認める
だが志々雄様は「志々雄誠」ではなく「志々雄真実」だ…
失礼しました (つω-`。)
修正しました!
余裕ではなく油断してしまったようです。